『絶望』

もう これ以上の不幸はないと ふさぎ込み
すべてをはねつけて来た 頭が痛くなる程
「ごめんね」 ただ謝りたいだけなんだ 許してもらいたくて

「本当にごめんね」 愛すべき人は 僕にとって きっと君なんだ

忘れようとした絶望の塊を どうしても どうしても 握り潰せなくて
小さく腐った胃の中から 身体中を侵食するよ
愛を以て戦って居たんだ 何を以て勝利と為そう
薔薇色の地獄に 七色の極楽に もう 手が届きそうだよ


そう これは夢 幻の世界なんだと 逃げる様に 向かって 交わして来た
hit and awayな 生き方 今でも誇らしく思う 思う

「ごめんね」「本当にごめんね」 信ずべき人は 僕にとって ずっと君なんだ

君だったんだ

涙流れようとした時 心が爆発しそうな衝動 何?
古くさく 見窄(みそぼ)らしい夢が今にも消えそうなら 何に変えても 取りに行く
愛を以て戦って来たんだ 恋を以て答としよう
瑠璃色の微笑みに 蓮色の輝きに もう 心が届きそうだよ

君を見つめていたい 君の瞳を
僕を見つめていたい 僕の瞳を

見つめていたい 絶望の世界を
あいしていたい 絶望の世界を

抱きしめていたい こころの希望を
撫でてあげてたい こころの希望を

ぶち壊していたい 狂い出した宇宙を
ぶちのめしてたい 狂い出した宇宙を

ただ 佇んで居たい 此の目の前の 足元の奇跡を 拾い集めながら
絶望に恋しながら 失望にキッスしながら 破滅を抱きしめながら 抱きしめ合いながら