『夢を見た日 希望を見た日』

道行く人に免罪符を配って 災難(さいなん)でる科を買い占めてる積もり
其れで大盤振舞する訳でもなく コソコソ ヽ(コソコソ) 気持ちよくなっちゃって

股下丈のスカートを穿いた女の子達が竹下通り 歩いてる様な奇妙な錯覚に襲われ
待たしただけの自分と辿っている 自分を送っている

葬祭屋が商売として国道に寄り添う 便利店はバタバタ看板を倒して
明日(あす)への欲望を何に求めよう ちゃんと力(りき)が込み上げて来ないなら 独居房を出なよ

心が晴れるのを待ち続けるより 津々と降る雨に流れる様に
僕らもまた不器用に相槌を打って 過ごした日々を無様に忘れよう

身の程を弁えよ 程良い緊張感を持て 常に微笑んで 挨拶を懸けよう
心を軽く 性根は深く 地に足を付け 事を引き摺るな

友情だとか 愛情だとか 人情だとか 今生だとか 大々的に宣伝広告された敵に
……時の首相も汗を垂らし…… 政界 財界 運動界に 芸能界に 天皇界
是だけ並べても何処にも居ない 希少な君は大丈夫かい?

逃げたくなったら 逃げれるだけ逃げても 構わない ゝ(構わない)
戸惑う事に疲れて飽きて 寝れるだけ寝て (寝て) 又 起きて 又 起きて
ズレるだけズレた思考回路 昼夜を問わず 気持ち 感動 視力とか失ってたものを
取り戻すために ハイ すぐ寝よう もう一度 お日様の下で起きたなら
ほんの少しさ 旅しよう

其処等中 花畑  放射能 飛び交う  蜜蜂が描いてる  サンスクリット文字

嗚呼  呍  答えてくれる  嗚呼  呍  応えてくれる
考えもしなかった 思いもしなかった

働く街に徳政令下ったって 塵世の垢は落とせやしないが・・・
帰って 飯食って 風呂にでも入ろう
水道係の小母(おば)ちゃん 確か視てたっけ? 瓦斯は焚けたっけ?
朝 麻タオル干してたっけ?

P.S. ―感謝