「予告編」 2018年4月27日 20:07
出だし 「魂を救ってやる!」
「どんな事があっても好いじゃん、今、生きてさえ居れば。」
ーいつしか、君の言葉が、僕自身の全てを支配して居た。ー
「暗闇の中に瞬く星を限り無く探したよ、其を君と知る迄は・・・・。
其の中に君が居ると知る迄は。」
ー生まれて来て呉れて、有難う、本当に有難う。ー
「繰り返し思うんだ、此の広い宇宙の中で、君に出逢えた奇跡、
然して、其れが是からも続いて行く軌跡、
其の全ての出来事に感謝し、愛を捧げ、然して僕は僕を信じて歩いて行く。」
ーさあ、生きて居る意味を探しに行こう。ー
「この青空の下、君は泣き、笑い、怒り、叫び、喚き、翼を広げ、羽撃こうとしたよね。
太陽の光を浴びて、柔らかな風に包まれて、息を吹き返して、甦ってゆく事を感じ乍ら、
僕らはいつか、僕らに出逢えると信じ、更なる境地へと、飛び立つんだ。」
ー僕らは、不自由という名の自由に囲まれ乍ら、
其処を抜け出す為の努力を惜しまない。ー
「僕らは、繰り返し、繰り返し、血を吐きつつ、朝を越えて、飛ぶ鳥なんだ。」
ー夢と孤独、現実と仲間、理想と己
理想へと続く道に踏み出す為の第一歩。ー
「太陽に照らされ、暖かな風に吹かれ、心は踊り、体は弾み、大いなる自然に抱かれて、
歩いて、走って、跳んで、座って、寝転がって、又、起きて、又、歩く、
此れ迄の人生の反省を、此れ迄の人生の後悔を、
此れ迄の人生の繰り返しを、此れ迄の人生の遣り直しを。」
ー何で、俺、生きてるんだろ。ー
「心の平穏を求める者は、心の静けさを知って居る、
心の安堵を求める者は、 心の苦しさを知って居る。
優しさの解放を求める者は、厳しさの戒めを知って居る、
嬉しさの感動を求める者は、悲しさの真実を知って居る。
孤独の寂しさを求める者は、二人の愛しさを知って居る、
最初の親しさを求める者は、最後の恋しさを知って居る。
人が生きて行けるのは、人が生きたいと思うから、
人が生きて行けるのは、人が生きたいと願うから。
全てを失った果ての果てに、全てを手に入れた人が居る、
全てを見失った果ての果てに、全てを見付けた人が居る。
心の果てを見付けた人が居る、魂の果てを見付けた人が居る、
命の果てを見付けた人が居る、霊の果てを見付けた人が居る。」
「長生きしてね、お母さん、私もそうするから。」
「お父さん、生きて、私も闘うって決めたから。」
「其れでもお前を愛して居る、本当に。」
「好きだよ、桃子。」
「此の思い丈が俺に取っての真実だから、永久に変わらない。」
「何億年、何十億年経っても俺が傍に居るから。」
ー眩しい程に煌めいて、弾けたあの日々を忘れない。ー
ーあの日あの時あの場所で、僕は本当の君を探して居た。ー
―生きる意味も、生きて居る意味も解らずに・・・・―
―真実を探し求めて居た。―
ー宮崎駿が贈る、心温まる青春ラヴストーリー。ー
ー僕はあの子を救いたい、何があっても、あの子を守り抜く。ー