〇七、『私を知りたくて』  沈痛な面持ちで  2018年3月21日 19:22

A.何も解ってなかったんだ 貴方の気持ちに気付いて遣れなくて
私の気持ちに気付いて遣れなくて 申し訳なくて 御免

A.誰にも会ってなかったんだ 貴方の気持ちに応えて遣れなくて
私の気持ちに応えて遣れなくて 本当に済みません

B.こんな人間でも 生きて居ても良いのでしょうか
こんな人生でも 続けて居ても良いのでしょうか

S.私を知りたくて 只 答を問うて来た 此の体の中に有る無数の意味を探して

A.誰も解ってなかったんだ 貴方の思いに構って遣れなくて
私の思いに構って遣れなくて 頭を下げるのみで

A.何にも会ってなかったんだ 貴方の思いに触れて遣れなくて
私の思いに触れて遣れなくて 涙を流すのみで

B.こんな人間でも 息をして居ても良いのでしょうか
こんな人生でも 続いて居ても良いのでしょうか

S.私を知りたくて 只 教えを乞うて来た 此の心の中に有る無数の意義を探して

C.何処から来たの 何処へ行くの こんな柵の中を 茨の道を
怖れずに歩く為の勇気を 私は私を信じる事で 手に入れた

B.こんな人間でも 此処に居ても良いのでしょう
こんな人生でも 此処に居ても良いのでしょう

A.何にも解ってなかったんだ 貴方の心境に届いて遣れなくて
私の心境に届いて遣れなくて 胸を痛めて

A.誰も会ってなかったんだ 貴方の心境に辿り着いて遣れなくて
私の心境に辿り着いて遣れなくて 自分を折って

S.私を知りたくて 只 答を問うて来た 此の体の中に有る無数の意味を探して
S.私を知りたくて 只 教えを乞うて来た 此の心の中に有る無数の意義を探して
S.私を知りたくて 只 苦労を負うて来た 此の魂の中に有る無数の意思を探して

 生きる為に 生き続ける為に 生き遂げる為に 只

(完了)