『渡り鳥の様に』
残り血 僅か
目的地 遥か
未だ 風は吹かぬ
仲間 落ちた
沢山 落ちた
とても 数え切れぬ
白い海 赤い空
東も西も
繰り返す夜 帰らない日
ひとりでも 生きてゆく
散々だ 当然だ 運命と言う名の合い
皆ゴミだ
宇宙のゴミだ
貴方も私も
返り血 浴びた
到着地は 北
向い風が吹いた
繰り返す日 帰らない夜
ひとりじゃなかった
生きてるよ 本当に
青い海も空も
残り血で 目的地へ
連れは君と世界
帰る地は 経験値で
心配ない 飛べるから