01.『動き始めた』 初心忘れる可からず 2018年11月25日 19:06
A.廃人と化して 死んで居た あの頃
灰色の上下を着て 白昼夢を彷徨って居たんだ
A.真実を解かして 美味しいスープを飲んで居たあの頃
新説を唱えて 誰にも受け入れられずに 困惑して居たんだ
B.死な無いで 只 唯 単純に 死なないで
命を繋ぎ止めて 此の世に 必ず 繋ぎ止めて
S.生きたいと叫んで居たよ 行きたいと叫んで居たよ
声を震わせて 心を震わせて 届いて居た哉 伝わって居た哉
孤(みなしご)だった頃の 僕の全てが
A.飛んで見たいな 跳んで見たいな 翔んで見たいな
重力から解放されて 呼吸から解放されて 存在から解放されて
A.生きて見たいな 死んで見たいな 生きて見たいな
法則から解放されて 鼓動から解放されて 混沌から解放されて
B.思い通りに出来無い 苦しみを 悲しみを 憎しみを
洗い流して 拭い去って 精算をし尽くして 清算して
C.改まって始まる 此の世の物語 三千世界の終焉 地上楽園の完結
常世への道へと 続く 僕等の人生 生活 活動
S.会いたいと叫んで居たよ 逢いたいと叫んで居たよ
声を震わせて 心を震わせて 届いて居た哉 伝わって居た哉
独り身だった頃の 僕の気持ちが
D.無を通り越した 虚(こ)の次元で
息をする間(ま)も無く 迫り来る時の中で
哀しみと絶望を超えた境地へ 心と共に 深い眠りの奥底へ
A.闘うと決めた 其丈で 強く成れた
A.誰にも負け無い 自分にも負け無い位
B.膝を抱えて 待ってんだ 奇跡が迎えに来るのを 待ってんだ
普通の感覚を記憶して 常識の理性を確保して
C.新しい人生の始まりだ 何度でも何度でも
生まれ変わって 甦って 七転八倒を笑い飛ばして行く
目の前の壁を 心の中の檻を 打(ぶ)ち壊して行く 打(ぶ)っ潰して行く
S.希望こそが 僕の原点だ 絶望こそが 僕の出発点だ
拮抗する 葛藤する 想いを今
大空へ 青空へ 解き放て 心を只 唯 ただ タダ
全てを自分で 全ての自分で 世界と向い合う
S.自信こそが 僕の源だ 信頼こそが 僕等の雛形だ
逡巡する 呻吟する 思いを今
暗中模索を 悪戦苦闘を 乗り越えて 命を只 唯 ただ タダ
須く 自分で 須く 自分へ 社会と向い合う
D.気を長ーく持って 体を軽ーく持って 僕を現す 此の宇宙で
楽しみと希望を超えた境地へ 命と共に 永い旅路の其の先へ
(完了)