木村拓哉さんへ  『友と』  自分と    2020年1月4日 22:48

A.あの日の夜の酒の席 僕に君は語って呉れたよね
心の底からの明かさずに居た秘密 涙を流し乍ら
昔はグレて不良だったと 親に勘当と言われた事も

B.口喧嘩も取っ組み合いも 憎しみとは裏腹の愛があったから

S.想像を超えた苦悩と苦痛と苦渋が 人生を覆い尽くして
暗闇の中に希望を灯そうと 消え掛けた魂を奮い立たせて居たんだ


A.そんな僕と君とを重ね合わせて 解った様な気に成って居たけれど
友に裏切られた遣る瀬無い気持ちを
理解しようなど 程遠い精神だと 思い知らされたんだ

B.だけど 独り身の生活を感じ合う事は お互いにとっては救いで

S.大試練を乗り越えた後の報いが かえって来た時に過去と未来が
現在で繋がって行くんだ 現実が理想で塗り替えられて行くんだ


C.眠れ無かった夜に 防げ無かった雨に
埋もれて 打たれて 息の根を止められて それでも


A.生存証明書に記載と捺印をさせられて 蛍光灯の代わりにお天道様を浴びせられる
吐息は風に混ざり 呼吸は空と繋がり 生かされて 活かされて
ずっと置いてきぼりにして居た自分と 嘗て疎遠にして来た友と握手を交わすんだ

B.口約束も仮契約も すべては食べて行く為 住んで行く為

S.綺麗事や絵空事で描いて行ける程 人生は甘く無い
確かに絶望の数だけ 希望はある 確かに挫折の数だけ 奇跡は起きる
信じて 自分と他人を信じて

S.夢物語や寝物語を叶えるんだ 実現させるんだ
微かな雰囲気をたよりに 微かな香りを切っ掛けに 恋する人に会いに行こう


A.孤独を分かち合う事が出来たなら それぞれの道を歩き出すんだ
いつでも背中を押してあげるよ いつでも手を差し伸べてあげる

いつでもそばに居てあげられるから

(完了)