『時の河』

遥か 遠い 過去から
流れ 流れ やって来た
人の営み 人の笑い声を
空に響かせ 祈ってみた

生存競争の末 生き残されたのは誰?
或いは 苦しさにも似た感情を
一つ残らず 潰してみた
心の街並み 心の笑い顔を
抱き締める様に
ただ キッスで明日が晴れ渡る様に
報われる様に

夢に架かる虹の橋を 二人で渡って行く
愛のオーロラのカーテンに 包まれる様に
僕らの魂は そっと貧弱で
希望の光の矢が未来に奇跡を連れて来る
そんな日を待って居る

数えられる限りの 可能性を
そっと心に広げてみた

愛がまだ 咲き枯れて終わらない様に
君よまだ 消え失せて終わらない様に

ここに居て 僕と共に聞いてほしいの
果てしの無い 時の河の音を いつまでも