九、『太陽の空の下へ』  進歩  2018年3月1日 9:32

A.暗闇の部屋の中で ずっと 独りぼっちだったんだ
 太陽の空の下で 光を浴びたいと思い乍ら

B.逃げて居た 逃げて 逃げて居た 何かに追われて居る様で
 無条件で安心出来る場所を 探して居たんだ

S.僕には体がある 気が付いたのは つい最近で
 詩(うた)を書き続けた 詩(うた)を作り続けた
 僕の生きる意味を模索する様に

A.静寂の檻の中で ずっと 取り残されて居たんだ
 満月の空の下で 光を浴びたいと思い乍ら

B.闘って居た 闘って 闘って居た 何にも負けたくはなくて
 無責任で 人任せな性格を 直して来たんだ

S.僕には心がある 其れを知ったのは 遠い昔で
 詩(うた)を詩い続けた 詩(うた)を叫び続けた
 僕の生きる意味を放出する様に

 生きろ

A.暗闇の部屋の中から 独りぼっちを卒業するんだ
 太陽の空の下へ 出掛けよう 光を浴びる為に 空気を吸い込む為に

B.闘って行く 闘って 闘って行く 自分にも負けたくはなくて
 無意識と意識の狭間で

 感じ取って行くんだ 世界を
 感じ取って行くんだ 未来を
 感じ取って行くんだ 宇宙を
 感じ取って行くんだ 銀河を
 感じ取って行くんだ 自分を 記憶を 体験を

(完了)