『退廃天国』
腐抜けた毎日を 只食って眠るだけ
もう一寸で死にそうな僕に命を下さい
ビルの裏側では 麻薬中毒者達(ジャンキーたち)の嬌声
訊けば暗黒街と呼ばれる通りを 僕は歩いている
なんで生きてるの? なんで生きてくの?
なんで息してるの? なんで産まれたの?
どうして死んでるの? どうして死んでくの?
どうして息してないの? どうして産まれてないの?
表の通り(ストリート)では 巡廻車(ポリスカー)が唸ってる
捕まる奴も居りゃ 逃げる奴も居りゃ 殺される奴も居る
脇の掃き溜めでは 吹かしてる救助隊(レスキューたい)の傍
ゲロ吐く奴も居りゃ 啜り泣く奴も居る
様ぁ見ろ
此処は 正に 僕等の 退廃天国だ