『旅のさ中』
やり直せるさ 腐り切った人生でも
振り返れるさ その濁った目だとしても
君が手を染めた過ちも 払い落として 洗い去れるんだよ
心にさもしい絵画を描く様に 自分を責めて 貶めて 陥れて
汚れて行く度に 変って行く度に 憤りを感じて居た
そんな僕は僕の事が嫌いで
醜い街並みや曇った空と自分を重ねて
叫び 嵐を呼ぶ様に 一日を過ごした
魂は打ち震えて・・・
飛び去る鳥 澄み切った青空に
血を吐き 身を裂き 泪を零し 一人啼く 凡夫として
この身に淋しい曲を染み込ます様に
気分を鎮めて 自分を重ねて 身分を弁えて
濁って行く度に 破局を迎える度に 孤独を感じて居た
没滅して逝く太陽に夕空は泣き叫んで
この世の罪業を洗い落として 払い落としてゆく景色に
優しさと愛を感じて居た
暮らして往く日々に手を伸ばす・・・
声の轟く限り・・・
心の届く限り・・・
僕の生きてる限り・・・
僕は笑い続けて・・・
微笑み続けて生きて行く
(成長していく・・・一生)