『空　～sky of empty～』　poetry　by　sinya　　2017年10月23日　12:20

カラカラの空を埋める物は何も無い　生きて居る意味も空っぽかな

ならば何故　此の空は有るのだろうか
其の答は生きて居る内に　見付かるのだろうか　解るのだろうか

嗚呼　空は広いな　嗚呼　海も広いな　嗚呼　本当に広いな

嗚呼　嗚呼　嗚呼　嗚呼

何処を如何歩いたら　何処を如何飛んだら
本当の答は見付かるのだろうか　解るのだろうか
出会う可き人に出会えたのなら　其れは其れで幸せだ

多分　然う　きっと　然う　幸せだ

意味の無い人生に意味を持たす為　空を感じる事は必要なのじゃ無いのだろうか
空を悟る事は自分を悟る事で　心に虚を持つ事が肝心で

虚しさに負けない事が肝心で　人生に満足する事が肝心で
人生に感謝する事が肝心で　人生に遠慮する事が肝心で

生きて居る限り　生き続ける事が必要で
生きて居る限り　此処に居続ける事が必要で

其れが僕らの居場所と成って　僕らの心を羽撃かせるよ

飛んで行くんだ

帰る場所が有る限り　僕らは何処迄も飛んで行ける
果てしない旅の彼方に　必ず希望を見出だす為に　必ず希望を探り出す為に
生きて行く意味を覚えに行く為に　更には此の世に居る意味を感じ抜く為に

今　此処に有る事を信じ抜く為に　今　此処に有る事を思い抜く為に

僕らは生きて行くんだ

（完了）