『プー』 ―くまの家応援歌―
週末 昼食会を開くから 君も仲間に入れよ
きっと楽しいハズさ きっと美味しいハズさ
もしも 笑えなかったら 僕の魂をあげる
哀しい想いはさせない 手ぶらで良いからやっておいで
床暖の入った部屋で 他愛も無い事話そう
俺はメロドラマに弱いとか 私はスケートが好きだとか
もしも 話したくなかったら 僕も黙っててあげる
ひとりぼっちにはさせない 無口で構わない 居ておくれ
遣る事為す事飽きたなら 少し外を歩こうか
空気が変われば心が変わる 心が変われば体調も
もしも ヤな気分にさせたなら 僕が謝ってあげる
苦しい想いをしたのなら 一緒に さん ハイ すぅ 深呼吸
仕事が決まったら教えろよ 部屋が見付かったら呼んでおくれ
気が向いたらで良いから 玄関に この水仙一輪活けとくれ
そろそろ梅は終るか まだまだ桜は遠いか
君は似合わないと呟くが そのスーツとても決まってるぜ
軌道に乗ったらで良いから 君のおごりで一杯飲もうぜ
愚痴でも不満でも零せよ 僕が全て受け止めてやる
もしも 疲れが溜まって居るのなら 僕の側で眠れよ
辛い想いをしてるんだね そのネクタイを少し緩めてあげる
年末 同窓会を開くから 君も必ず出ろよ
目の下のクマも取ってさ 素敵な笑顔を見せとくれ
もしも 都合が付いたのなら 僕の貸してた例のアレ
幸せの想いの籠もった 熊の縫い包み 序でに返してくれ