『オートプログラムマリオネット』

+-の理屈で計られる 僕らの価値は何れだけ
夢や希望を膨らませても 君には届かない

昔に学んだ「あいうえお」さえも もう如何でも良く成って仕舞った
此の思いも数の前では はっきり言って無意味なの

抑圧された 僕の心は
弾き飛ばされ 宙に消える
形成してた このからだも
感情を持たない 人形の欠片よ

暮らす毎日の宛らで 僕なら答を見付け
夢や理想を膨らませては 君へと恋してる

今だけ感じた あいしてる さえも もう直ぐにも消え去って終うよ
此の想いも虚無の前では はっきり云って無慈悲なの

機械仕掛けの 僕の魂は
可能性として 宇宙に似てる
だが 幾ら考えても 追い求めても
確率の問題で 答は無い

矛盾してる事ばかり 右往左往してる
行ったり来たりばかり 縦横無尽に駆け回りたい

でも 如何しても無理なんだ

閉塞された むげんの空間は
モザイクに覆われ ぼやけてる
其の中で 僕は孤独に身を包み
窓硝子の向こう側を 眺めてさ

襲来し出す 狂気の衝動と
虚脱に怯え 震えてる
愛という悪の存在を孕んだ
本当の人の正体に