『登り坂』
生きてく上で必要なこと そんなものだらけなんだよ
「愛してる」も「夢見てる」も 全て銀河のど真ん中で
登り坂 一人遅れてる いや 下っている
「ナニ シテルンダ オマエ ダイジョウブカ?」 心配の声がする
「大丈夫です。気付いてますから。」と、
丁重に断り、仲間の目も無視して、自分だけを意識した。
挙げ句の果てが 心を亡くし 意志すら失い
生きてるかも わからないよ 「早く、帰りたいな…」
「無言坂」 今も覚えてる 言う通りにしておけば…良かったな
まだ 間に合いそうだ 駆け足で急いでこう
太陽に焦らされ 満月に食うドリア 激しい地球の風に乗る閑人
「ナニ、シテルノ?」 「ユメ、ミテルノ?」 早く 戻っておいで
生きてく中で必要なこと そんなものひとつだけありゃいい
この胸に宿る命 守るのは 僕自身
生きてく下(もと)で大切なこと それもひとつだけあるよ
この胸に想う命 守るのは きっと 試練
「大丈夫?」 どこからか 優しい声がする