『虹』 平成28年5月13日(金) 午後10時15分
歌は憂いを帯びて 悲しさ 降ってくる
幾つの涙 流しただろう あの虹が架かるまで
僕は怖かったんだ 君の手を離すのが
あの つかめない 虹のように 悲しさだけが 溢れて
愛しき人よ 空を見てごらん
真実が そこには 隠れているよ
自信と不安のさなかに 迷う意味が泳いでる
卑屈な笑みを浮かべるより 心を破裂させたいのさ
太陽と月の祝祭に 流れる 数ある流れ星
君の誕生を喜ぶように 弧を描く 幾つもの 放物線
色の無い虹に 彩りを加えるように 今日のクレバスで 塗り潰してゆく
どこまでも どこまでも 僕色に 君色に 染まってゆくように
世代を超えて 語り継がれる 伝説の物語
その 主人公は 言うまでも無く 君 君自身だよ
地球の速度に追い着かれないように 時代の速度に惑わされないように
その 両のひとみで 見極めて 現実の中にある 真実を
渡って行くのさ 残された者同士
最後の幸せを掴み取るために
放って行くのさ 滲み出される オーラを
最果ての地球にさえ 包み込むぐらいに
たっぷりの 愛情を
涙の数で 作った 虹
消える その まにまに
願いを込めて 希望の声を
優しい心の声を 捧げよう
君との大きな橋が 架かるように いつまでも