『今日の為に明日を語ろう』 ―息災歌―

今 ゆっくりと命が削られてく 余りの凄惨さに心が折れそうだ

こんな 仕打ちを 報いを 受ける為に生まれて来た訳じゃ
与える為に生きて居た訳じゃないとしても

今日の為に明日の事を語り合おう
「無精ひげ、よく似合ってるね(照)」「そっちの目の下のお化粧も凜々しいよ(嬉)」


「只今。」と言える玄関が 「お帰り。」で迎えてくれる声が
無常の流れに浚(さら)われて仕舞った

みんなひとりで みんなで 同じ温もりに震えて居なくちゃ
取り残されて 尚 淋しさに負けちゃいそうでも

君の為に元気の唄を歌い合おう
無性に会いたいよ 生きてる君に


今日の為に未来の夢を浮かべよう
自分しか知らない鼓動を 空に響かせて

君と斉(せい)ので明日の唄を歌い合おう
嗄(しゃが)れて居て ごめんね ちゃんと伝わってる

もうちょっと、あとすこし 足音は近づいてる
頑張った笑顔が見たくて 早く泣き顔が見たくて

探してるのさ

星と共に未来の唄を謳い合う為に
太陽と一緒に明日を語り合って暮らそうよ


―世界中の全ての事象が、全て丸く収まりますように―