『心の架け橋』
心の架け橋を 今 君は渡ろうとして居る
愛する者との時間を大切に 更に祈りを願い乍ら
此処に別れを告げて さあ何処へ行こう
相対(あいたい)する光と闇を抱いて 胸の痛みを感じ乍ら
緩やかな町並みを眺め乍ら 僕は電車に揺られて居る
貴女の声を聴き乍ら 溜息を吐いて
幸せの後先 凍えそうな体を温めてくれたのは
他でも無い 愛しい君でした
心の架け橋 さあ七色の虹を作りに行こう
心の中の哀しみが 綺麗で透明な涙に変わる迄
痛い程の傷みを数え乍ら 苦しみの 絶望の数を覚え乍ら
きっと 今は振り向かないさ 明日への架け橋 渡るために