『為体』

苛立ちと不快感に支配された日常
求める輝きさえも失いつつ在る
然んな時は決まって一つも上手く行かない
悪いのは何の所為か解らなく成る

固い 固い 殻に閉じ籠もって 此の世の汚れから 身を守ってる
頭ん中はがんじがらめだ 社会の渦は今日も僕を腐らせる
偽善の仮面と あらゆる束縛 四方八方塞いでる壁に
当たり前なんかで遣ってられるか 全部ぶち壊してから進め

空っぽの未来を目指すのさ
意義あるものや意味あるものを探し続けて
こんな風に成って仕舞ったからにゃ 仕様が無い
暗いのは誰の所為でも無いから今は

夢追い駆けて一直線だ
他に何も望むものは無い
常識外れと云うなら其れも好い
どうぞ好き勝手に笑っておくれ

塵屑みたいな価値しか無くても
純真無垢な少女を愛し続けたい
何んな時でも傷の痛みを晒け出して
血も涙も啜り乍ら暮らしてゆく

飼い慣らされるのは もう嫌だ
我が儘な自分を赦すつもりも無い
御前に従う位なら 死を選ぶ
明日が晴れでも雨でも関係無い

周りの環境がどう変わろうと
気分と感覚だけを信じ続ける
余計な理屈や根拠なんかも何も要らない
身も心もボロボロに成る迄 生きて逝く