『陰と陽が交わるとき』

抱きしめていたい 命の生きる意味を
抱きしめられたい 私の生きるすべてを

この胸の中に本当の心が宿って居て
慈しむように温めて行く
哀しみの果てに現れた 微笑みの極み

包むように広がる 宇宙の法則を知ったとき
私の あなたの 呪縛は解き放たれる

涙を見せてよ

こんなにも生きる事が 相手を思いやる事が苦しいのならば
そこに何らかの秘密が潜(ひそ)んで居る事でしょう
むなしさになんか負けないで 信じて居るのは 反骨心
むき出しの狂気に出会えたのならば 絶望の恐怖に克てるでしょう
ここに それだけの 証 産まれてきた喜びを 一途に信じて居たい
それは 濁り無き 純粋な透明な 素直さ 挑戦心を共に携え
風を乗り越して 空の果てへ 飛べたなら

快さが 体の中から抜き取られていく
このまま世界に溶け込んで行くのかな?

美しい人の 御胸の中に
母なる大地と父なる大空に 守られて

星は輝くのであろうから (消え去る時を待たずに)

滅びの局面に向かい合っても 持てる力を振り絞る
それだけのために 生き延びたい

晴れと雨のはざまで 少し息を吸った

ただ それだけだった 暮らすとは・・・