07.『生きたい ~其でも~』 七転八倒 起死回生 2019年3月18日 22:36
A.求めて 倒れて 其でも又 起き上がって 涙が溢れて 零れて 又 拭い去って
声も渇れる位に 叫び続けて 胃液も血も 逆流する位に 戻し続けて 吐き続けて
B.生きる意味を問うて来た 死んだ意味を覚えて来た
其でも又 生きたいと思うのは 僕の我侭でしょうか
C.君が居たから 僕は生きて来られたんだ
S.信じて居る 信じて居る 君の想いと世界の想いを
僕を救おうとする 不可思議な力の存在を
A.狂って イカれて 其でも又 正気に戻って 陰に隠れて 潜んで 又 消え果てて
色も掠れる位に 見続けて
肌も皮膚も 薄れる位に 千切れ続けて 引き裂かれ続けて
B.僕の責任を負うて来た 君の責任を抱(いだ)いて来た
其でも又 恋したいと想うのは 僕の我侭でしょうか
C.君が居たから 僕は笑えて来られたんだ
S.感じて居る 感じて居る 君の空気と世界の空気を
僕を包もうとする 優しく懐かしい存在を
D.大きく美しい宇宙の中で 僕と君が此処に居る事 繋がって居る事
幸せな言葉を紡ぎ出し乍ら 二人は愛し合って行くんだ
A.究めて 壊して 其でも又 積み上げ築き上げて
繰り返しの中で 間違って 又 合わさって 重なって
少しずつズレて行って 進み続けて
歴史も国も 繁栄を謳歌して 成長し続けて 完成し続けて 出来上がり続けて
B.僕の意味を問うて来た 君の意味を覚えて来た
其でも又 会いたいと想うのは 僕の我侭でしょうか
C.君が居たから 僕は支えられて来られたんだ
S.甘んじて居る 甘んじて居る 君の温度と世界の温度を
僕を育て様とする 広くて深い存在を
S.重んじて居る 重んじて居る 君の心と世界の心を
僕を誘(いざな)おうと 導こうとする 無限の様な存在を
無限大の様な存在を
無限の中の有限の様な存在を
E.信じて居るんだ 感じて居るんだ 甘んじて居るんだ 重んじて居るんだ
生きたいと 其でも生きたいと思う
涙の意味を
(完了)