八、『星と風のラプソディー』 幻想的に 2018年2月28日 19:35
S.星が風に吹かれて居る 僕も其の下で 同じ様に
狂詩曲を作り乍ら 独り ぽつんと 歩いて居る
S.動いて居るから生きて居る 思い合うから人間で在る
自尊心と誇りを胸に 憤りを抑え 此処に居る
A.暗闇に包まれた 空の中で 吸い込まれそうに成る
気分を追い越して 気持ちを追い越して
自分を追い越して 自意識を追い越して
A.静寂に包まれた 時の中で 溶け込まれそうに成る
気狂いを通り越して 気違いを通り越して
自身を通り越して 自信を通り越して
確信に至れ 此の思い
S.僕が風に吹かれて居る 星も其の上で 同じ様に
狂詩曲を詩い乍ら 独り ぽつんと 輝いて居る
S.働いて居るから生きて居る 思い遣るから人間で在る
自立心と陰りを胸に 燻りを捉え 此処に居る
A.来光に包まれた 瞬間に 甦りそうに成ったんだ
星を追い越して 風を追い越して
月を追い越して 僕を追い越して
A.運命に包まれた 瞬く間に 一生を生きて行けそうに成ったんだ
天使を通り越して 神を通り越して
人間を通り越して 仏を通り越して
救いを吾に 救いを汝に
S.星が風に吹かれて居る
僕も其の下で 同じ様に
僕が風に吹かれて居る
星も其の上で 同じ様に
(完了)