『微笑み次第』
夢しか見てなくて 夢を捨てて やわなさらしを巻いた はあとがほだされてく
君しか見てなくて 君を捨てて なんてお礼をいえばいいだろう 考えさせて
君も僕を 僕も君を まるで知らなかった
明日(あす)を僕に 愛を君に 与えてあげたくて
二人で過してる時に 「この世」という名を付けよう
他の誰も知りやしないさ 心の果てだもの
生きてみたくて 死んでみたくて やっぱり生きてみたくて
奏でてる 奏でられてる 命の響き達
這い摺り回って 集めて棄てた 幾つもの夢や理想の群れが 淋しがって 泣いてる
君に恋して 僕に恋して 産まれて来て良かった
明日(あす)も僕は 明後日(あさって)も君は 然う想い 癒えるのかな
あなたの生きてる意味が 早く見付かります様に
祈りを込めて 涙を込めて ここから届けたい
今日から毎日が僕らの (ひろがれ) 誕生日 (ひろがれ)
渋めの玄米茶とクッキーで (よろこべ) 前祝い (よろこべ)
これからはじまる旅路と (たたかえ) 向い合い (たたかえ)
遥かな悠久の舞台を (ものがたれ) 全身全霊で (ものがたれ) 演じ尽くす
みんなの働く甲斐が この世で積み重ねられては崩れ
探し出せない人も もう一度 今一度
自分こそ 現実の生身の人間としての この世の全ての一部分だと
認めてあげられるのは 君と僕とあなた自身で
あなた自身をゆるしてあげて あげてみて下さい
夢しか見れなくて 夢を持って やわなさらしを巻いた 心がほぐされてく
僕しか見れなくて 僕を捨てて 拾い上げる時は じっと 眼差しを下さい