『ひとつになる』  平成28年4月11日(月)

誰かが呼吸するのを止(や)めたと刻 何処かで響く赤子の泣き声
知らないで過ごした日々は遠く 僕は是で命を貰った
常に君の声を聞くようにして

一粒の雫も 愛しむ様に感じる 二人の温度を信じるようにして


テレビジョンの向こう側にある 虚しさと言う名の真実
全てを捨て去って 全てを拾い上げる
壊れた世界の真ん中で 本当の景色が映って来る

君は僕の友達だ
見つめておくれ 見つめてあげる
他の誰より大事な人よ 僕は君を愛してる

焼けるように肺が燃え 心が破裂しそうになる
胸の痛みが 終わらぬ人生 運命を支配する
それに沿って歩いて行こうとする時 僕は全てを失おうとするんだ

愛おしい君でさえ


次のステップ ステージへ 最初のチャンスを掴み取れ
僕とはここでお別れだ その代わりここで再会だ
いつも一緒に居てあげる 救いようも無い君を 救ってあげるために

愛おしい君でさえ 生きて居ていいんだよ 誰に遠慮することなく 自由に


この痛みを 胸の痛みを 空へ 解き放ってゆく
この心は 青に染まり この体と共に溶けてゆく

ひとつになる

むしろ 僕が救われるんだ 誰かの犠牲の裏側で

まだ 生きて居ていいのかな? まだ 生きて居ていいんだよ・・・