『羽根』

何処までも広がる 空に対して 僕の存在は余りに小さく
輝く太陽に照らされて居ないと 生きて行けない
瞬く間に雲の行方は 僕の行方と共に消えてゆく
そこに確かに存在した証として 仄かな香りを残しながら
息を吸い込む ×4

何処までも群がる 雲に見立てて 君の存在は余りにむなしく
儚く 美しく 狂いそうな気分で 生きてられない
嘶くことによって 救われてる 君の心と共に重ね合わされてゆく
そこに確かに存在した印として 僅かな心臓を響かせながら
想いを吐き出す ×4

羽根を広げるんだ 才能と言う名の君だけの翼を
空高く飛べ 遥か雲を越えて 自由と言う名の孤独を抱いて
生きようとするんだ

努力をすれば 大抵のことは叶う 叶うよ
君高く飛べ 僕の頭上を越えて 希望と言う名の愛情を込めて
生きて居てさえしてくれれば

羽根を広げるんだ 運命と言う名の風に 向かい 向かい
君高く飛べ 遥か世界を越えて 無限に続く可能性を信じて
生きて行かなければ

ここに立つことすら 赦されないとして 僕の存在は余りに小さく
輝く太陽に焼き尽くされて 消え 生き果てた末
どこに進むべきか 迷う 僕の行方と共に途方に暮れて行く
あすこの虹を渡るその日まで 幽かな気配を感じながら