『銀河の果て』
こんなこと 今に始まった祈りじゃ無いけど
今度こそ 君に会えそうな気がしてる
幾つの号泣と寂寞(せきばく)を飲み込んだだろう
「すべてが丸く収まります様に」と願ってから
何度目かの冬 君の足音だけを探して居た
宇宙を漂ってから 少しの ほんの少しの成長をしただろうか
真っ白に塗り潰されて逝く世界の中で 未だに人間は人間を呪って居るんだね
まるで 僕は銀河の果てへ たどりついたけれど 回り回って 帰って来たよ
ばつの悪い夢なぞは 記憶の中に押し潰して 笑い合って居ようよ 生きようよ
今を愛したいと言う望みは 永久不変に違いないから
ほら 僕に付いて来てごらんよ きっと貴方好みの答えが見つかるはずだから
そんなこと 暇だから閑人に成っちゃった訳じゃ無いけど
妄想を未だに消せない貴女は きっと忘れちゃった方が良いに決まってる
生きていく上で必要な事
そのすべてがいとおしくおもえてくるよ
そのひとつがいとおしくおもえてくるよ
大宇宙を彷徨って居た 昔 疾うの昔の物語の主人公を 僕は演じて居たんだね
そして今 真っ黒に塗り潰された未来に 僕はほんのりとした灯りを点(とも)す事にしたんだよ
まるで 僕は世界の果てへ たどりついたけれど 回り回って 帰って来たんだ
ばつの悪い 競争社会には一瞥を呉れて
友達と一緒に 笑い合って行くよ 生きて行くんだよ
君を愛したいと言う誓いは 永久不変に違いないから
ほら 僕に付いて来てごらんよ 必ず君の生きる意味が見つかるはずだから
がんばらなくていいよ あわてなくていいよ
あきらめてもいいよ わすれてもいいよ
これから ずっと君と生きて行くんだね 終わりのない人生を 共に