『ガラス』 挿入歌  2017年11月5日 16:06

決められたレールの上を
挨拶も無しに跨いだ
心のふるさとに
いつしか取り憑かれて居た

限りの有る人生と知った時
絶望が心を支配した
運命が心を溶かして行った
生きる意味を奪い去って行く様に

時が経ち 空を覆い

そんな迷いも苦しみも
業苦の内と受け取ったら
瞼を閉じて開いて
目指す未来
何の滞りも無い
突き進んで行きたい

壊れそうさ 潰れそうさ
叫ぶ魂 漂う血の匂い
ガラスの様に柔らかく
胸 弾けてく
泡 吹き返す

そうし乍らも 此の旅は続く

罅割れそうな気持ちを庇い乍ら

涙を堪(こら)え乍ら

歯を食い縛り乍ら

生き乍ら

(完了)