美波さんへ 『フリーダム』 大の中の小 2020年1月9日 16:23
A.狂った街の片隅に取り残された俺が居る 楽園を超えたありのままの世界へ
繰り出す為の一つの儀式 孤独の終焉を果たそうとして
A.同じ事を想った時に二つの魂は重なった 社会の柵に弾き出された囚われの身で
解き放たれて行く 真の自由に魅せられて
B.苦しむ丈苦しんだ後 悩む丈悩んだ後 普通と言う名の真理を 温もりと言う名の答を
見付けたんだ 手に入れたんだ 問題と言う問題を片付けた後で
S.振り返って反省する丈で 自分の半生は明らかになる
其処から得た心の糧を大事に 己の精神を研き上げれば善い
A.夢を持ち 追い掛け 叶えようとする事の素晴らしさを
現実の生活の中に取り入れ 受け入れ
哲学や問題意識を日常茶飯事に
生きる事 其れは日々を告白して行く事だろう
A.希望を持ち続けるのには 偏に忍耐がいる
時空を超えた繋がりを絆を信じるのならば
いつかは僕と君との出会いが巡り来る日が来るだろう
やがては笑顔と涙が素直に向かい合う瞬間が来るだろう
B.生きて 魂を尽くし命の果てる迄
普段からマジだ本気だ バランスを取り乍ら
毎日を俺色に塗り替えて行く 行こう 行くんだ 行くんだ
S.フリーダム フリーダム 不自由の中に自由はある
自ら由とする事が出来たなら 許す事が出来たなら 己の感覚を研ぎ清ませれば善い
S.キングダム キングダム 一人丈の王国で
不可侵の聖域を作り上げて 汝の安心と安泰を守り続けられれば善い
C.見せ掛けの似て非なる 中身の無い張りぼての無条件ならば
美味しい匂いは嗅げるだろう
艱難辛苦を乗り越えなければ 本当の人生の意味は解ら無い
S.フリー哉 フリー哉
君の小宇宙と自然の大宇宙が一つに重なり合う時 其の場所で
僕はそっと優しく微笑み乍ら 静かに静かに手を振ろう
S.キング哉 キング哉
君の常識と一般の常識が一つに重なり合う時 帰って来た 其の場所で
一人の意味を知り 二人の意味を知り 密かに密かに生きて行こう
B.動いて 何もし無いより何かをして居る方が存在して居る実感がする
生き甲斐は自分の中に探し出すんだ 見付け出すんだ 感じ取るんだ
繰り返す様で進んで行く螺旋階段の様に
A.心が泣いて居るのは誰でも一緒 同じなんだと思う
天国を見据えた 永い永い道則を経て
本当の意味の自由を会得するんだ
天空を飛び回り翔け回り おもうがままに おもうがままに
A.鳥の様に風の様に渡り渡って行く 純粋さなんだと想おう
王国を見捨てた時に初めて国王になれるんだ
本当の意味の孤独を体得するんだ
地上に足を着け踏ん張って 信じるがままに 信じるがままに
C.走って 走って 駆け抜けて 駆け抜けて 汗と涙に塗れて 血と胃液を吐き捨てて
気絶と失神を克服してパラノイアとスキゾフレニアを完治させたのならば
すべてを司る真実を探し求めに行くんだ
C.祈って 祈って 祈り倒して 祈り倒して 空しさと虚しさに襲われたのならば
バラバラになった破片を集める様にして 別々になった二人の距離を縮める様にして
蘇るんだ 甦るんだ
D.自由と孤独 王国と一人 其れ等は必ずしも組み合わせのワンセットで
不自由の中に自由を 王国の中に人間を
気付かされたのならば 思い知らされたのならば
D.フリーダム キングダム 不安と恐怖を振り払って 取り払って
不規則の中に規則を 神様と共に人間を
任されたのならば 認められたのならば
E.命を懸けて全うしよう 人の役に立つ人になろう
自分の幸せの次は相手を幸せにする事だ
すべての人が幸せになる事が出来たのならば 人は其れを平和と呼ぶのだろう
人は其れを愛と自由と夢と平和と呼ぶのだろう
呼ぶのだろう
A.忘れ無いで居てね こんな人間が居た事を
覚えて置いて居てね こんな詩があった事を
A.声の限り 歌い続けるから
魂の限り 生き続けるから
希望の限り 叫び続けるから
(完了)