『エクスカリバー』

後ろから拳で背中を殴り付ける
痛みを知ってたら 出来やしないだろう
敵対視しなきゃ 無敵にもなれるんだし
鏡を見詰めてから 旅に出るとしよう

嘆きと投げキッス 何方か一つ 選べと云われれば
僕は君を遠くへ 連れ去るだろう
戦って 戦って 血を噴く程 戦って
目眩がして来たら 少し立ち止まろう

同じ時の真ん中
別の道を進むあなた
いつか心の十字路(クロスロード)
出会いたい

輝く星と 瞬く君の瞳が
悩みを打ち砕いて呉れる
僕は勇者だ 武器はエクスカリバー
微笑みで鍛えて 研いだ

汚れて行く 吐き気がしそう
命を継いだ河川の水は 何マイクロシーベルト
星を守る その真の意味さえ 分からずにいる

好きで 好きで たまらない
だけど 現実は 壁に凭れて 溜息吐いて
君を守る 責任から 逃れている
弱みも扉の此方側も 君になら見せられる
けど、、、「ありがとう」 未だ 言えずに

同じ時の真ん中
同じ未知を探すあなた

僕の持つペン 君の履く靴(シューズ)
首を締め付けるネクタイでさえ
必死にもがいて もぎ取った装備
書き記せ 走り出せ 汗をかけ 声を上げろ
動き始める物語(ストーリー)

教科書片手に 学んだ訳じゃ無い
愛の螺旋図 僕らで描こう

君の躰 見るだけで
さみしさ 降り積もってく
込み上げてく うれしさ
くるしさ 溶かして行くよ

いつか心の十字路(クロスロード)
出会いたい