『永遠に』

全てを忘れて 裸の魂で
いつもどこまでも ゆけたらいいな
次の世界へ 何も無い世界で
僕はきっと転がり続けるんだろう

心と体がバラバラに成りそうだ
過去も現実も未来でさえ 崩されてく

生きる希望はあるの 死への願望はあるの
夢の又夢の中でしか 存在を見出せないで居る

今更何も言う事などありはしないさ
僕の心を知りたきゃ そっと覗いて御覧よ

何時(いつ)でも哀しみはあるの 幸せは何処にあるの
辿り着く先の向うに又 絶望が微笑み待って居る

醜い世界だ 汚れた世界だ
果たして 其れでも よろこびを感じれるのかい
全ての魂が 寄り添え合えれば
人は其れを平和と呼ぶのだろう


何かが終って 何かが始まる
命あるものみな そうして 姿形を変えてく

時の流れは止まない 空の上も下も
塵屑一つ残さずに 軈て 何も彼もが消えて終う

本当の自分を ずっと 大切にしてたい
変わらないものがあるなら 其れに愛という名を付けよう
世界を彩る色も 世界を奏でる音も
僕の胸に輝き続けるよ

永遠に

僕はきっと転がり続けるんだよ