『抱きしめて』 挿入歌  2018年5月11日 19:22

A,永遠を求めて居た 自分の身の程を知り乍ら
 社会の無言に押し潰され 途方に暮れ

A,意味を探し求めて居た 他人の想い等 考えもせず
 世界の遺言に押し潰され 受け止め切れずに

S,愛を歌い 恋を唄い 歴史を紡ぎ 季節を彩り
 希望を謳い 理想を詩い 奇跡を起こし 軌跡を残し

B,其の凡てを抱きしめて 勇気を込めて 元気を出して 生きて行く
 一人ぽっちの日々に 然様ならして

A,温もりを求めて来た 自分の温もりも知らないで
 会社の柵に呑み込まれる事の無い様に 河原を流離い

A,君を探し求めて来た 本人の想い等 考えもせず
 世間の荒波に呑み込まれる事の無い様に 必死で耐えて

S,孤独を歌い 無力を唄い 時間を稼ぎ 怠惰を燻り
 絶望を謳い 幻想を詩い 無敵を纏い 不敵に笑みを浮かべて

B,此の凡てを抱きしめて 沖気を込めて 本気を出して 生きて行く
 二人ぽっちの日々に 今日はして

C,心の中へ 見た事の無い風景を思い描いて スケッチして
 思い出の断片を切り取って行く 白いキャンバスの上に 上に

C,体の中へ 聞いた事の無い音楽を思い描いて レコードして
 思い出の断片を切り貼って行く 白い五線紙の上に 上に

S,真実を歌い 真理を唄い 絆を繋ぎ 自由を貪り
 欲望を謳い 思想を詩い 人を信じて 人を感じて 人を重んじて

S,心の中へ 心の中へ 時代を跨ぎ 世相を読んで
 体の中へ 体の中へ 世代を越えて 性別を超えて

S,意識の中へ 認識の中へ 革命の喘ぎ 革新の呻き
 無意識の中へ 末那識の中へ 阿頼耶識の中へ 存在の証明を

S,心を抱きしめ 魂を抱きしめ 人生の続きを 現世の続きを
 体を抱きしめ 体を抱きしめ 人生の続きを 現世の続きを

(完了)