12.『僕は僕へと帰って行く』  滲み溢れる様に  2018年8月18日 20:29

A.忌み嫌って 詰(なじ)って 責めて 否定して 甚振って 殺した 己の心を

B.人の力を信じ 人の想いを信じ 恋の力を信じ 恋の想いを信じ

C.一人の時は 一人だった だけど 今 皆の声が聞こえる
 愛して呉れて 待って居て呉れて居る 君が居る 心の底から 僕には

S.僕は僕へと帰って行く 遠回りをして 長く曲がりくねった道を経て
 寄り道をして 辛く疲れ切った骨休みを経て 解き放たれて行く

A.一回り大きく成長する為に 我慢を重ねた 此の日々を

B.時の力を信じ 空の想いを信じ 水の力を信じ 風の想いを信じ

C.二人の空は 二人だった そして 今 皆の顔が思い浮かぶ
 信じて呉れて 待って居て呉れた事 有難う 心の底から 有難う

S.僕は僕へと帰って行く 誰も知らなかった 誰も知り得なかった場所に着き
 誰も知らなかった 誰も知り得なかった人に成り 解き放たれて行く

S.僕は僕へと帰って行く 皮を脱いで レッテルを剥いで 素を晒し
 肌を鍛えて 適応能力を身に付けて 解き放たれて行け

S.僕は僕へと帰って行く 業(ぎょう)を修めて エーテルを感じ 無を覚り
 虚(きょ)に即して 精神統一を身に付けて 解き放たれて行け

A.好き嫌って 名乗って 悟って 肯定して 可愛がって 生かした 己の心を

B.僕の力を信じ 君の想いを信じ 愛の力を信じ 愛の想いを信じ

C.零(ゼロ)の頃は零(ゼロ)だった だから 今 皆の姿が思い並ぶ
 求めて呉れて 与えて居て呉れて居て 本当に有難う 心の底から 本当に有難う

(完了)