『あざみ』

歩こう 僕らこの道を 動くだけで進める
試そう 僕ら独りでも 淋しさに負けずに居られるかを

明るい蛍光灯の下で 蠢いてる胸 本音とは逆の 考えをしてしまうんだね

安寧の奥に密む 貧しい心

開こう 僕らこの人に 話さなくても解ってくれる
信じよう 僕ら僕ら自身を 其れだけで勇気が湧いてくるよ
愛そう 僕ら目の前の 真実に在るだけの世界を

吐く度に思う 元気を贈ってる
吸う度に想う 英気を貰ってる

還そう 僕らこの星に 生かされてる身だからこそ 意味がある
作ろう 僕らこの土地で 耕すだけで生きてゆける
食べよう 僕らこのくにで 取れたての米や魚 野菜を
返そう 僕ら微生物(バクテリア)に 授かってる命は大切に

倦怠(アンニュイ)の眩しい光に 戸惑う心

避けられない定め 通らなきゃ駄目
恐いのは誰でも 同じなんだね

きいてあげる

愚痴ろう 腹から思いっ切り 遠慮なんてしなくていいんだよ
勿論 そのあとで今度は 君が聞いてあげる番

そうやって 引き継いで 巡ってく

回そう 僕らこの地球を 歩くだけで動かせる
自由 平等 博愛 友情 これさえあれば 成し遂げられるよ

永遠の平和を 恒久の幸せを

お互いの存在をゆるしあおう