『愛してる』
愛してる それだけで
冬の寒さが 深くなってゆくよ
身を包む 君の温もり抱きしめて
昨日を蹴った
週末の一人の君 どこにいるのだろう?
探す様に 沈み込む 優しい 気持ち
素直になれずに 薔薇に変わる
ずーっと放って置けたのは 自分を過信してたから
罰として 距離を生み出した 神様 どうか この胸に奇跡を
愛してる それだけで
冬の寒さが 深くなってゆくよ
身を包む 君の温もり抱きしめて
明日を蹴った
愛してる それだけで もう
君の寒さが 伝わってくるよ
胸を刻む 雪の温もり抱きしめて
口を尖らせた
終末に二人で居たい この夢 叶うだろうか
腐す様に唾を吐く 若人達
隠した無邪気さが 罪に変わる
会いたくて仕方ないのは きっと君に背信したから
世界を救いに行く前に 女神様 どうか 呟いて 「許す」 と
愛してる それ以上
ぽつんと生きる意味が深くなってゆくよ
身を包む 君の温もり抱きしめて
今日を蹴った
愛してる それ以上 もう
暮れに過ごす意味が 伝わってくるよ
僕を刻む 嘘の言葉 抱きしめて
口笛を吹いた